自然美と歴史の面影が漂う街
豊かな自然に囲まれながら歴史情緒にもあふれた岩国市。
吉川氏によって築かれた錦帯橋は圧巻の美しさ。また、城下町の佇まいや岩国城から見渡せる瀬戸内海の島々など、心癒される見どころの集まるエリアです。
ピックアップ:錦帯橋
世界唯一の木造アーチ橋。日本の伝統的な木造建築技術が注ぎ込まれています。
歴史
1673年に3代目岩国領主である吉川広嘉により創建。岩国城と城下町を結ぶ要所として整備され、現在に至ります。
初代領主・吉川広家は、防衛にも有利な横山を政務の中心に定め、錦川によって分断された城下町とを繋ぐために早くから橋が架けられました。
しかし、幾度の洪水で橋は流失。「流されない橋」として完成した錦帯橋は、まさに岩国領の悲願成就でした。
アクセス
- 電車
山陽本線岩国駅からバス約20分/タクシー約15分 - 入橋時間
24時間入橋可能
(料金所は8時から17時まで) - 錦帯橋入橋券(往復のみ)
大人(中学生以上):個人 310円・団体 260円
小学生:個人 150円・団体 120円 - 錦帯橋(岩国市 錦帯橋課)
岩国市の新着記事
-
岩国錦帯橋と岩国城 – 吉川公の城下をめぐる旅 – 番外編【國登録有形文化財國安家住宅 本家 松がね】 錦帯橋の南側、この辺りには今も町屋の面影が残る町並みがあります。初代領主吉川広家が行った町割りによって、碁盤の目…
-
岩国錦帯橋と岩国城 – 吉川公の城下をめぐる旅 – 後編【吉香 鵜の里】 岩国市の夏に彩りを添える「錦帯橋の鵜飼」の鵜を飼育する施設「吉香 鵜の里」では、金網越しに鵜が泳ぐ様子を間近で観察できます。鵜のトレーニングや…
-
岩国錦帯橋と岩国城 – 吉川公の城下をめぐる旅 – 中編【旧目加田家住宅】 目加田家は、天正年間に吉川元春に仕え、吉川家が岩国に移封された際には藩主広家に従い、この地に住まいを構えた家系です。 18世紀中頃の中級武家…